本文へスキップ

第17回 日本在宅医学会もりおか大会
会期:平成27年4月25日(土)・26日(日)
The 17th Meeting of the Japanese Academy of Home Care Physicians 

演題募集 Title Wanted

●演題募集は終了しました(抄録の差替も終了しました)。
たくさんのご応募ありがとうございました。

在宅医療に関連する様々な研究や取り組みについての発表を募集します。
各テーマに対する取り組みや工夫、あるいはその成果について、皆様のご経験やご意見をぜひご発表ください。
公募演題・指定演題・一般演題を募集いたしますが、各募集要項をよくお読みの上、ご応募ください。
応募は筆頭演者1名につき、合計2題までです。
応募フォームにより必要用紙
(申込用紙1枚、抄録用紙1枚の合計2枚)にご記入の上、メールに添付し、
大会事務局  mzt@aria.ocn.ne.jp  までお送りください。
たくさんのご応募をお待ちしております。

1.公募演題について
 ○公募演題募集要項
 ○公募演題応募フォーム
  ・公募演題申込用紙
  ・公募演題抄録用紙


公募演題
1.実践的在宅医療〜若きDr(概ね40歳以下)の取り組み〜
【テーマ】
2060年まで増え続ける75歳以上の超高齢者の医療を支える事は在宅医の使命である。若手在宅医から在宅医療の魅力を発信して頂く

超高齢社会・多死社会を支えるために必要なものは何でしょうか?まさしく、もりおか大会のメインテーマ、「生きかた=逝きかた」を支える在宅医療を実践する事でありましょう。「家で家族に見守られながら最期を迎えたい」「独居であっても家で最期を迎えたい」「病院嫌い」「入院したいけど諸事情により入院できない」など理由は様々でしょう。そんな多種多様な患者の「生きかた」「逝きかた」を支えるには、医療系サービス(訪問診療・訪問看護・訪問リハビリ・訪問薬剤管理・訪問歯科など)と、介護系サービス(ケアマネージャー・ホームヘルパー、通所サービスなど)をうまく利用し、家族はもちろんの事、地域も巻き込んでいく必要があります。医師がどのようにタクトを振るい、地域・多職種を取り込み、オーダーメードのプランで患者の在宅療養を支援していくか、超高齢社会・多死社会が今よりも顕著になり、在宅医の手腕が今よりも問われる時代が間違いなく訪れるのです。
「訪問診療」「在宅看取り」「地域連携」などについてはほとんど触れられていない我が国の医学教育の現状では、「在宅医療」を実践する若手医師の様々な臨床実践、後進の育成が今後のわが国で患者の在宅療養を支援する体制が充実する鍵であると考えられます。
このような理由から、今回、在宅医療に携わる若手の先生方のお話を伺う機会を設けました。
2.在宅における急な状態変化 どこまで在宅で対応する?(療養者にふさわしい在宅における治療のあり方)
【テーマ】
今後は在宅医が急性期医療も担当せざるを得ない局面により多く遭遇するようになるのではないかと考えられます。在宅でも治せるものは治し、もし順調に経過しない場合は、入院治療へ転換、あるいは看取りへの転換点をどのように考えるのか、本シンポジウムでは考えていきたいと思います。

 在宅医療は慢性期疾患を得意としているものの、時には急に状態が変化した患者(予測の範囲内における急変状態)にも対応する必要が生じます。そのような急性期患者については一般急性期病院と連携し入院し急性期治療を病院で行うことが一般的でした。しかし、今後は高齢化の進展とともに一般急性期病床の利用は現在より困難になると考えられます。患者の意思、家族の希望、病状、介護状況、経済状況などについて検討しながらではありますが、在宅医が高齢者急性期医療も担当せざるを得ない局面により多く遭遇するようになるのではないかと考えられます。在宅でも治せるものは治し、もし順調に経過しない場合は、入院治療へ転換、あるいは看取りへの転換点をどのように考えるのか、本シンポジウムでは考えていきたいと思います。

ディスカッションで取り上げたい話題
【うまくいかないときの病診連携のシステム作り】
 ベースにあるのは、どのような医療を患者と家族が望んでいるか。
すなわちある意味でのアドバンスド・ケア・プランニング
 高度急性期病院だけが必要なわけではない
  比較的病床規模の小さい急性期病床でも十分対応可能なことも…
 救急医療資源にも限りがある。地域でどのような役割分担を行うのか議論が必要

【その他時間があったら取り上げたい話題】
外傷と在宅医療
  骨折の有無の診断
 蜂窩織炎の臨床
  下腿潰瘍の治療も含めて

本シンポジウムでは現在急性期治療を自宅で実践されているかたからのご報告をお待ちしています。
3.施設看取りで工夫したこと、苦労したこと
【テーマ】
施設でも大往生できる、施設だからできる看取りのやりかた。人生の最期を迎えるにあたり、個人の尊厳を守りながら如何に往生させるか、このセッションで考えましょう。

 「畳の上で最期を迎えたい」という言葉が日本語にはある。その言葉の通り「最期をどこで迎えたいか?」「病気が治らないとしたらどこで療養したいか?」などと言ったアンケートをすると、「自宅」を望むひとは少なくないことがわかる。しかし、実際に自宅で最期を迎える人がどれくらいかと言えば、10%を少し超えるくらいであることは皆さんご存じの通りである。国民の希望と現実のギャップを少しでも埋めるべく、自宅での良い看取りを少しでも増やしていくことも在宅医の使命の一つであるのかもしれない。
 しかし、2025年問題が今後控えており多死社会を迎える日本において、自宅での良い看取りを増やして行くことは理想ではある。しかし、増やしていくにも限界がある。入院施設のベッド数も今後増える見通しはなく従って入院施設での看取りも今後大きく増えることはない。そこで、今後注目され、期待が掛かるのは「施設でのみとり」である。
 すでに、施設での看取りを経験している往診医も少なくない。また、施設での看取りを経験していくうちに、施設での看取りも悪くないこともわかってきつつあると思われる。
 そこで、このシンポジウムでは、施設看取りで工夫していることや苦労したことを持ち寄り、施設でも大往生できる、施設だからできる看取りのやりかた。人生の最期を迎えるにあたり、個人の尊厳を守りながら如何に「生きかた−逝きかた」を支え、如何にか大往生させるか、このシンポジウムで考えたいと思います。さらに、今回はあえて看取りをしていないグループホームの立場からもお話を頂きます。ただ、その施設の名誉のために申し上げますが、「生き方を支える」という観点からはとても素晴らしい施設であります。看取らない施設の立場を理解し、そこから更に施設看取りが充実していくような議論が出来ればとも思います。
 2025年問題に向け「地域包括ケア」を充実させる方向に政府の施策が動いていますが、「住み慣れた地域で最期を迎えることができる」という目標も掲げられています。今後、介護施設がその一翼を担っていかなければいけないことは自明のことです。社会において今まで以上に重要な役割を果たしていかなければならなくなります。よりよい「生きかた−逝きかた」を支え、よりよい日本の未来を創造していくことが出来るような施設で看取りをしていくためにはどうしていけば良いのか、考えて行きたいと思います。
4.現場でのふとした疑問や課題:そこが研究の出発点
【テーマ】
在宅医療における研究の振興に向けてのワークショップ
現場でのふとした疑問や課題:そこが研究の出発点

 在宅医療の現場では様々な悩みや素朴な疑問がわいてきます。その内容は、医療施設内とは異なる診断や治療に関すること、倫理的な悩み、介護者のこと、家族関係、多職種との連携、社会的なシステム作りなど、多岐にわたります。
 このような疑問や課題に対し、個別の現場で悩み、解決法を探っているのが実情です。在宅医療に関わる人々が共通して感じている「なぜ?」、「どうしたらよいだろう?」に加え、現場での工夫や技を研究に発展させ、形式知化することが、在宅療養者・家族、在宅医療に関わるスタッフ皆の共有財産化につながり、さらによい治療、ケアに結びつくのではないでしょうか。
 本ワークショップでは、まず始めに「具体的な臨床疑問とそれをどう研究に展開するか」について、2人の演者に講演していただきます。その後、小グループディスカッションを通して皆が共通して抱いている課題や新しい研究テーマを見出し、研究に発展させる方策を考えてみたいと思います。
 事前の準備や難しい知識は必要ありません。「現場でのふとした疑問や課題:そこが研究の出発点」です。一緒に在宅医療の研究を始めましょう!
本ワークショップでは1グループ8名程度の小グループディスカッションを行います。そのため参加者を50名に限定いたします。参加を希望される方は事前登録をお願いします。なお、当日参加者に余裕がある場合のみ当日参加を受け付けますのでご了承ください。
5.シンポジウム「在宅死の現状:死亡場所「自宅」の実態:孤独死が1/3の衝撃 私達は何が出来るのか」
【テーマ】
在宅死の死亡率は徐々に上昇しつつある。しかし、同時に高齢者の異状死、孤独死なども増加しつつあり、東京都区部のデータから推測する限り、看取りとほぼ同数の孤独死が発生していることになる。今回は、医療統計の中での死亡場所が自宅、となっている死についての実情を多方面から検討し、在宅医療者が社会に対して何が出来るのかを考えていきたい。

 日本の在宅死は増加傾向にあり、私達医療者の努力や市民の意識変化により、ようやく在宅で最期を迎えようというかたが増えてきたと考えがちである。しかし、東京都監察医務院のデータによれば、東京都区部では在宅死のうち、約2/3が異状死であり、そのうち半数が孤独死であるという。つまり、看取りを推進しているのだが、東京都のデータを見る限り、私達が看取っているのはそのうち約1/3に過ぎないということになる。
 今回のシンポジウムでは、死亡統計上の死亡場所が「自宅」と書かれている死の実相について明らかにするとともに、都市部では在宅死の1/3を占めていると予想される孤独死についての実態を明らかにし、看取り以外の死についても、私達、在宅医がどのようなアプローチや対策を取りうるのかを共に考えてみたい。
 今回のシンポジウムでは、東京都監察医務院がもつ日本で唯一の自宅での異状死についての精度の高いデータについて東京都監察医務院 院長の福永先生にお話いただき、現在の東京都の実情と孤独死した人たちの状況や実態について理解を深めたい。その後、帝京大学の岸恵美子さんから都内での孤独死についての実情を経験と調査結果に基づいてご発表いただきセルフネグレクトとの関係について考える機会を持ちたいと思う。また横浜中央病院の佐野晴美さんには横浜の一救命救急センターに搬送された発症後1日以上の時間が経った後に搬送された症例についてのまとめをご発表いただき、孤独死や異状死寸前の症例がどのような方たちなのかという実情についてご報告いただく。
 そういった孤立死の実情を踏まえた上で、行政、医師会、病院などの連携により自宅での死亡割合が20%を超えつつある横須賀市での取り組みをご発表いただき、私達がこの問題に対して何らかの取り組みが出来るのだろうかという議論を会場の皆さんと深められたらと考えている。
 



2.<指定演募・一般演題>について
 ○<指定演題・一般演題>募集要項
 ○<指定演題・一般演題>応募フォーム
  ・<指定演題・一般演題>研究/実践報告共通申込用紙
  ・<指定演題・一般演題>研究報告抄録用紙
  ・<指定演題・一般演題>実践報告抄録用紙


指定演題
非がん患者の看取り
【テーマ】
今回は、在宅医療で直面する非がん疾患の緩和ケアのうち、とりわけ予後の予測が難しい心不全と脳血管障害の緩和ケアと看取りの実際について、講演と相互討論を行います。
 

一般演題
1.在宅医療の制度 
2.退院支援 
3.意思決定支援 
4.病診・診診連携 
5.医師会での在宅普及活動 
6.在宅医療の教育及び人材育成
7.ITの活用 
8.診断・治療 
9.がん(緩和ケア) 
10.認知症 
11.神経難病 
12.老化に伴う疾患 
13.歯科
14.訪問看護 
15.訪問リハビリ 
16.薬剤師
17.介護支援専門員 
18.MSW 
19.連携・多職種協働 
20.嚥下・口腔ケア 
21.栄養管理 
22.代替療法
23.看取りのケア
24.小児在宅医療
25.家族ケア・グリーフケア 
26.僻地在宅医療 
27.災害時の在宅医療 
28.施設での在宅医療
29.在宅医療の後方支援
30.地域包括ケアシステム
31その他


大会事務局

医療法人葵会
もりおか往診クリニック・チームもりおか
〒020-0066 岩手県盛岡市上田1-3-10
       イースタンキャッスル1F
TEL:019-681-7653 / FAX:019-623-5566
Mail:mzt@aria.ocn.ne.jp